知っていたほうがいいかもしれない話

知っていたほうがいいことと、知らないとエライ目に遭いますよ。というネタとかを書いていきますね。

シンプルずほらワーク せどり系ツールの販売サイトから情報商材を考える

心が躍るような?ファンタジーなサイトを発見

f:id:kinjirou9:20190118142816j:plain

インターネットでとある情報を調べている時に、やたらと派手でユニークで大胆なキーワードが盛り沢山の情報商材を販売するサイトに出会いました。

確か魚拓をとるサイトに貼られてあったと思いますが、小指の大きさ程のバナー広告で、やたらピカピカと光ってるので、何だ?とクリックしてみると

可愛らしい絵に目がチカチカ?するような大きくて派手な文字列が。
シンプルずほらワークhhttp://simple-z.net/friend/?c=ecw38より一部転載


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あなたはどちらを選択しますか?

280円の牛丼 OR 1万円のプレミアム牛丼
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

貧乏性な私は思わず素直に、280円のやつ!と答えそうになりました。

いやいやそうじゃないだろうと我に返り、さらに読み進めていくと

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

確かな情報ゲットして真っ先にプレミアム牛丼と言えるような
金銭感覚の持ち主になっていただきたいです!

それでは、
豊かな金銭感覚になるためにも
お金持ちお友達になって最新の稼ぎ方・今話題の稼ぎ方の情報をGETしてみましょう!

3日間257,672円の実績!! 
10日間427,071円の実績!!
※保証するものではございませんが、私が作った実績の一部です。

名前とメールアドレスの登録フォーム 
※「@icloud.com」のアドレスでのご登録は出来かねます。

お友達になる送信

※強引な勧誘やネットワークビジネスではございませんのでご安心下さい。
※もし不信感を抱いたらすぐに退会して結構です。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

転載ここまで

と、かなりぶっ飛んだ大胆な文言と強気なキーワードが出てきたので、もしかして詐欺まがいの情報商材?と興味をそそられて下までじっくりと見てみました。

いかにも、さも稼げますと思わせるようなファンタジーなサイトにさらに好奇心に駆られて捨てアド(捨ててもいいメールアドレス)を登録すると、すぐにその商材の大まかな内容が送られてきました。

登録のお礼を含む5通のセールスメールが数分おき位に届きました。

その中には動画も入っていて多分経営者か身内のスタッフかなと思われる人が、いかに稼げるかを熱く語っています。

2日目にも4通のメールが届きました。
ここでも、この商材がいかに素晴らしいかを熱く語っています。

3日目にも2通のメールが届きました。
稼ぐにはある程度の初期投資が必要だとか、値引きはしないとか熱く語っています。

4日目現時点においては1通のメールが届いていて、巷に溢れる、稼げないネットビジネスとは違います。と熱く語っています。

メール以外にもLINEにも登録するようにと案内がありましたが、面倒なことに巻き込まれたくないと考え、それはしてません。

レビューサイトを使って悪い評価を隠している可能性も

f:id:kinjirou9:20181219194610j:plain

このシンプルずほらワークの情報商材販売業者の事をインターネットで検索しても、今の段階では悪い評価は出てきません。
ただ、一つ気をつけて欲しいのがレビューサイトの存在。例えば

法律を駆使してネット詐欺師を追い詰めろ!
悪質業者の摘発と被害回復プロジェクトhttp://itbiz-j.com/lawyer/archives/5/3

より一部転載

試していないのに「試した」と宣伝する時点で詐欺
流行りのレビューサイトもアウト。

——アフィリエイターが、詐欺商品であることを知っていた上で虚偽の文言で売り込めばアフィリエイターは詐欺の共犯となりますが、 では、内容をよく吟味していないにもかかわらず、

「私が実際に試した」「購入して中身を検証」 「私もこの3カ月24戦21勝で300万円儲かりました、保証します」 「私の場合は、先月873,067円の入金がありました。」 「この情報は確実にもうかります」などと紹介していた場合、

民事的にはともかく、 刑事的に詐欺罪に問われる可能性はあるのでしょうか? 
一般常識で考えれば、いくら中身を知らなかったと言っても、よく分からないものを、絶賛のセールストークで 紹介するのは問題だと思います。

 そもそも、試してもいないのに、「試した」「検証した」「3か月で300万円儲かった」などと言うのは、意図的に虚偽の発言をしているわけですよ。
対象者を騙して情報商材を購入させようとしていることには変わりがないから詐欺罪が成立する可能性は否めません。

——アフィリエイターは「レビューサイト」と言われるブログなどで「私が実際に試した」「優良商材ランキング」「購入して中身を検証」などとうたって誇大広告・虚偽広告の情報商材を推奨しています。

最近では「詐欺商材を斬る」とかうたってライバル業者のインチキ商品を貶して自分の関係する同じようなインチキ商品を評価して推奨する手の込んだケースも出てきています。
ひとりのアフィリエイターがこのようなブログをたくさん作っていることもあります。これなども民事上の共同不法行為だけではなく刑事責任を問えるのでしょうか?

 被害を拡大させている点で一緒だと思うんです。あとは実態を知っていたかどうかということになります。内容がスカだと知りながら宣伝したら詐欺の共犯と認められる可能性があります。

転載ここまで

このように、情報商材販売業者がアフィリエイターに犯罪まがいのことをさせて、強引に良い評価のサイトの検索順位を上げる事で、悪い評価が極力出て来ないように操作している場合もよくあります。

f:id:kinjirou9:20181222100319j:plain
それから、下記のような方法もあります。

実際に自分の商材を購入した顧客に対して、特典や有利な報酬率等を条件に特定の商品を出来る限りたくさんの方々にアフィリエイトさせます。

そのやり方でも、先ほどの例と同様に良い評価のサイトやブログの検索順位が上がります。悪い評価があっても目立たないでしょう。

これは犯罪ではなく合法ではありますが、仮にアフィリエイターがその商品に必ずしも満足していなかったとしても、割の良い報酬を得る為だと割り切り、自分の本心を偽って大絶賛して宣伝し販売する人も一定数いらっしゃいます。

となると、その評価は本当の意味で正しいとは言えなくなりますので、そういう部分ではグレーゾーンになるのかもしれません。

検索しても良い情報しか出てこないから、これは良い商材である。とそれだけで断定すると痛い目に遭ってしまうかもしれません。

総合的によく考えてから慎重に判断することをお勧め致します。

詐欺で騒がれた阿部式せどり塾SSSと似てるかも

f:id:kinjirou9:20190118162422j:plain

だいぶ前に、阿部式せどり塾SSSというネットビジネス系の高額塾がかなり話題になりました。
確かクレジットカード会社詐欺認定した筈だとインターネットで検索するとありました。

「阿部式せどり塾SSS」の炎上事件とだいぽんの関係性(株式会社アムゾー、マッハ阿部、阿部大地郎、阿部ダイジロウ)http://e-style01.com/?p=969より一部転載

まだ当時は無料オファー→プロダクトローンチの流れが流行り出したばかりの頃だったようで、内容は塾名の通り「せどりを教える塾」ですね。

・サポート
・ノウハウのDVD(32枚)
・魔法のメガネ(ビームせどり専門のバーコードリーダー端末:CM-500、KDC-200)
・サーチツール
・出品ツール
・塾生専用倉庫、、、

という内容だったみたいです。

転載ここまで

他にも

元初心者の元初心者による「初心者の為」の教科書
http://xn--9ckkn6555ak7ac72fvm1a.com/archives/1055より転載
上の画像もこのサイトより拝借してます。

阿部式せどり塾の価格は198,000円。

そしてこの詐欺商材の被害額は7億を超えるという

とんでもない被害を出したのです。

 

とんでもない話です…
この高額塾の売りは

「誰にでも簡単に稼げる」

「再現性100%」

というものでした。

しかし、実際は

ツールは正常に稼働しない

配送代行サービス運営倉庫は機能しない

仕入れ先のはずのブックオフではせどりが禁止

などなど、全くの嘘。

転載ここまで


クオリティーの低いものを高額で売りつけた挙句、アフターフォローもお粗末という極めて酷い状況だったようです。

今から約7年前の物凄く話題になった詐欺事件です。

Black Butterfly~ブラックバタフライ~  株式会社 CYBA  田窪洋士 蝶乃舞

f:id:kinjirou9:20190118165517g:plain

ほぼ同じ時期にアフィリエイトですが、高額塾で詐欺認定されたものがあります。
これもツールを使って稼ぐ類のものです。

ネットにはびこるダマシの情報商材手口を暴露、オレが切り捨てる!!
詐欺商材切捨て!!
Black Butterfly ブラックバタフライ / 株式会社 CYBA  田窪洋士 蝶乃舞  塾 詐欺 評価 レビューhttp://kirisute114.blog.fc2.com/blog-entry-40.htmlより一部転載

Black Butterfly~ブラックバタフライ~  株式会社 CYBA  田窪洋士 蝶乃舞

【次期募集の優先案内】ある2つの手法と7つのツールを組み合わせ72時間刻みに継続的に月1万円以上稼ぐサイトを不慣れな手つきの主婦でもオートマティックに大量生産する方法【返金保証付き】 新型アフィリエイト塾 Black Butterfly~ブラックバタフライ~

ある2つの手法と7つのツールを組み合わせ72時間刻みに


継続的に月1万円以上稼ぐサイトを不慣れな手つきの主婦でも


オートマティックに大量生産する方法


ということで、


金保証付きのアフィリエイト塾のご案内ということです。


今のうちにぶっ叩いておこうと思います(^^ゞ


始めに暴露すると、、、


一番結果を出している塾生でも 先月末の時点で


驚くなかれ たったの3000円しか稼げていないことが判明しています。


塾生が2800人もいて、ほんの3000円ですよ(^_^;)


収入3000円のその方は、


寝る間も取らずせっせとサイト量産を続けて


すでに1万の所持サイト数を超えているそうです・・


これでは全く労力に対して収入が見合ってませんよ・・(^_^;)


転載ここまで

さらにもっとリアルな被害者の声がここに書かれています。

情報商材失敗日記
https://nikki-net.com/?cat=8


情報商材暴露返金請求掲示
http://henkin.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13489690

特に↑の掲示板には情報商材販売業者本性がとってもわかりやすく書かれています。

これもかなり騒がれて、確か、集団訴訟までいったかと思います。

情報商材販売業者の誇大広告には要注意

f:id:kinjirou9:20190114090030j:plain

これらを含めかなり多くの事件を機に誇大広告がより注目を浴びるようになり、インターネット系の情報商材販売業者の広告キーワードも多少抑え気味にはなってはいるようです。

ツールを使って稼ぐ系の商材に限らず、コンサルティングとかスピリチュアル系バイナリ―オプション系等とたくさんの情報商材販売業者がまるでゴキブリの如くいろんなところにバナー広告youtubeとかで未だに、ファンタジーなキーワードで派手な広告で宣伝しています。

 
国の機関である消費者庁はあまり積極的には宣伝していませんが、そのような悪徳業者に関する注意喚起や対策方法等のわかりやすい情報を出しています。
それを熟読した上で派手な広告を平気で出しているにも関わらず、メルマガや

 ランディングページ内、或いは、大抵は一番下にある、特定商取引法に関する表記の欄等に小さいフォントでさり気なく目立たないように

※これはあくまでも個人の体験談です。必ず下記の結果が得られる訳ではありません

と上記のような免責事項が書いてあったら要注意です。

私の経験上、何かクレームを受けても法律を盾に逃げ切る気満々だと考えてほぼ間違いないと思います。

私がそう考える根拠はこのサイトがわかりやすく書かれています。

法律を駆使してネット詐欺師を追い詰めろ!
悪質業者の摘発と被害回復プロジェクトhttp://itbiz-j.com/lawyer/archives/5より一部転載

悪質業者の常とう手段「小さい但し書き」で法的責任は免れない

——「必ず儲かる」とか「必ず痩せる」「的中率100%」など断定的な表現が入っていれば、販売業者の違法性を問えるとのことですが、最近の情報商材の販売者は巧妙で、

例えば半年、一年の膨大な的中結果や利益の表を掲載したり、「これまでマイナス収支は一度もない」というような文言を多人数の体験談の形式で掲載したり、「6か月実践して儲けが出なければ返金保証」などと全体的に見れば消費者に断定的な効果をもたらす表現をしている広告が増えています。

また、断定的な表現を散々用いながら、販売サイト内の一部に小さい文字で「投資は不確実なので将来の成果を保証するものではありません」「投資はリスクがあるので当社は責任を負いません。
ご自身の判断で」「収入には個人差があります」などと書いているケースが目立ちます。このような行為で販売者の法的責任は免れるのでしょうか?

 事例ごとの判断になりますが、全体として騙すような表現になっているかどうかが重要です。
大きく誇大広告を書いた上で、小さく隅の方に「リスクがあります」と書いただけで、誇大広告がなかったことになるとするのは無理だと思います。

——情報商材ビジネスの法的問題、そして民事事件や刑事事件になった場合の展開が良くわかりました。

 それは良かったです。少なくとも訴訟になれば、私が申し上げたようなことが一つ一つ、ルールメイクされていくはずです。
被害者に対し、過失相殺はすると思いますけれども、「全く返さなくていい、これはノーマルな商売だ」ということにはなりませんので、被害者は泣き寝入りせず是非やっていただきたいと思います。


転載ここまで


それから、前回の記事
詐欺師や詐欺師まがいの業者から身を守る為の条文や情報https://dream-diary.hatenablog.com/entry/2019/01/12/231312


を一通り読み返し、特に下記の

消費者庁

事例でわかる景品表示法
不当景品類 及び 不当表示防止法 ガイドブック
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_160801_0001.pdf 

は是非とも熟読してください。

返金請求は手間と気力と時間がかかります。そのわかりやすい例が先ほども挙げた

情報商材暴露返金請求掲示
http://henkin.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13489690
となります。
非常に精神力を使う羽目になりますので、出来る限り避けたいものです。

ですから、そのような面倒ごとに関わらない為には、情報商材販売業者商品やサービスを購入しないランディングページやメルマガ読まないのが最も確実な方法です。